チェコ中小企業に無利子融資、EUプログラムの一環で

チェコで中小企業を対象とする無利子融資が4月から始まった。欧州連合(EU)が進める「起業イノベーション・プログラム(EIP)」の一環で、事業拡大を目的とした設備投資を支援する。国有のチェコモラビア保証開発銀行(CMZRB)が窓口となる。

助成対象となるのは、年商1,000万~1億コルナ(約37万~370万ユーロ)の中小企業。200万~4,500万コルナ(7万4,000~170万ユーロ)を投資額の45%を限度に7年間、無利子で貸し付ける内容だ。

民間の商業銀行あるいはリース企業が同じプロジェクトに融資を実施することが条件となる。公的融資を行うことで民間部門からの資金調達を容易にし、中小企業の設備投資を後押しする狙いがある。

融資総額は88億コルナ(約3億2,600万ユーロ)で、最大900社が支援を受けられる見通し。(1CZK=4.44JPY)

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