高級白物家電大手の独ミーレがチェコ東部ウニチョフの生産拠点を拡張する。需要拡大への対応が目的で、25億コルナ(約9,300万ユーロ)を投じて生産棟などを新設する。新規雇用は200人。3月30日付の現地経済紙『ホスポダールスケ・ノヴィニ』が報じた。
ミーレはウニチョフ工場で5つめとなる生産棟に加え、新たに物流拠点も建設する。拡張を通じ、同工場の年間生産量は今年85万台、来年は100万台に増加する。また、年間売上高は現在の80億コルナから100億コルナへ拡大する見通し。
ウニチョフ工場は2004年の開所で、タンブラー乾燥機や洗濯機、食器洗浄機を生産する。従業員数は1,500人。(1CZK=4.38JPY)