米飲料大手コカコーラは3月30日、トルコ子会社コカコーラ・イチェジェク(CCI)が国内10番目の工場を南部のウスパルタに開設すると発表した。投資額は1億1,000万トルコリラ(約2,800万ユーロ)で、今年半ばまでにフル稼働する予定だ。
ウスパルタ工場は最新技術を導入した2つの生産ラインを備え、ペットボトル入りと缶入りのアイスティ、ジュース、発泡飲料を生産する。年産能力は2億2,000万リットル。
CCIはトルコの上場企業で、地元投資家のエフェス氏が50.3%、コカコーラが20.1%を出資する。トルコのほかパキスタン、カザフスタン、アゼルバイジャン、キルギスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、ヨルダン、イラク、シリアで事業展開する。従業員は約1万人。(1TRY=30.53JPY)