サタケ、トルコ社と「ヘンリー・サイモン」ブランドの製粉機を展開

穀物加工機械製造のサタケ(本社:広島)は3日、トルコの戦略提携パートナーであるアラパラとの共同ブランドとして、「ヘンリー・サイモン」を復活させると発表した。共同開発した製粉機械のブランドとして採用する。

サタケは2015年7月にトルコの製粉機最大手であるアラパラと戦略提携を締結。製粉機の共同開発、生産、販売で合意した。今回の「ヘンリー・サイモン」ブランドはこれらの共同開発製品に使用される。米ニューオリンズで今月11~13日に開催される国際製粉業者協会(IAOM)の展示会にロール式製粉機と小麦粉純化機の2機種を参考出展する。

サタケによると、「ヘンリー・サイモン」はかつて製粉機の世界最大手だった英ヘンリー・サイモンに由来する。1988年に英トマス・ロビンソン&サンと合併してブランド名が消失したが、1991年にサタケが合併後の企業「ロビンソン・ミリング・システムズ」を買収し、「ヘンリー・サイモン」の商標権も取得していた。

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