トルコ統計局(TUIK)が10日発表した2月の鉱工業生産指数(稼働日調整済み)は前年同月比で1%上昇し、4カ月連続のプラスとなったものの、上げ幅は前月の2.6%から1.5ポイント縮小した。前月比(季節・稼働日調整済み)では0.4%のマイナスとなった。
業種別では製造業が前年同月比で0.7%、電力・ガス・スチーム・空調が9.4%伸びた一方、鉱山・採石業は13.6%と大幅に後退した。
財別で見ると、エネルギーの上昇幅が最も大きく7.4%に達したほか、耐久消費財は5.8%、資本財は5.5%伸びた。一方、非耐久消費財は0.9%、中間財は3.4%縮小した。