シュコダ自、中国事業を強化

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が、重要市場の中国で地位強化を図る。今後5年間、合弁提携先の上海汽車(SAIC)と共同でモデル拡充・増産に20億ユーロを投資する計画だ。代替燃料車やSUV(多目的スポーツ車)の市場投入を進め、2020年までに中国販売台数を60万台へ倍増させる。

シュコダ車の中国における2016年販売台数は前年比12.6%増の31万7,000台となり、初めて30万台を突破した。再進出した07年以来の累計では200万台を超えた。国別でみると、同国はシュコダにとって最大市場となっている。

シュコダ自は2020年までに同国販売台数を60万台へ倍増させる目標だ。バッテリーのみで駆動する純粋な電気自動車(BEV)を20年までに発売し、25年までに様々なセグメントでBEVモデルを提供できる体制を整える。

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