16年ウズベキスタン自動車生産台数、前年の半分以下に

ウズベキスタンの2016年自動車生産台数は9万2,625台となり、前年の19万450台の2分の1以下に激減した。ウズベキスタン自動車産業公社(ウズアフトサノアト)が4月25日に発表した。シャフカト・ミルジヨエフ大統領は過去3年では生産が約3分の1に減少している事実を指摘。状況打開に向けて部品の国産化が必要と指摘している。

米ゼネラルモーターズ(GM)の合弁会社GMウズベキスタン(ウズベクGM)は8万8,200台を生産した。また、いすゞブランドの商用車も手がけるサマルカンド・オートモービル・ファクトリー(SAF)では、乗用車が11.4%減の2,420台、トラックが17.8%減2,512台、バスが20.4%減の908台だった。独MANの合弁会社であるMANオート・ウズベキスタンはトラック1,000台で17.8%減となった。

ウズアフトサノアトによると、同社は◇シボレー「コバルト」、「アベオ」と共通のプラットホーム「T-250」を用いたラヴォン「ネクシアR3」の量産◇アルミ部品の生産◇「T-250」向け大型パネルのプレス生産――の3プロジェクトを無事完了した。投資総額は1億6,264万米ドルに上った。

上部へスクロール