オーストリアの木材加工メーカー、エッガー(Egger)がポーランド北部のビスクピエツに新工場を建設する。墺APA通信が先ごろ報じたもので、許認可が得られ次第建設に着手し、年間65万立法メートルのパーティクルボードを生産する予定。新工場では2019年までに400人を雇用するほか、関連企業で600人の雇用が生まれる見通し。
同工場はエッガーとして初めてのポーランド工場で、ビスクピエツのあるヴァルミア=マズールィ県で最大規模の投資となる。同県は高い失業率に悩まされており、ビスクピエツのコズロフスキ市長は現在14%に上る失業率の低下に期待を示した。
エッガーは欧州各地に17の拠点を持ち、パーティクルボード、OSB、MDFなどの合板の他、板材を生産している。従業員は7,800人。