トルコ強化樹脂メーカー、ハンガリー拠点を拡張

トルコの強化樹脂メーカー、メティックス（Metyx）がハンガリー南西部にあるカポシュヴァール工場の拡張を計画している。現地のシタ市長が先ごろ明らかにしたもので、受注拡大に対応するため向こう5年間で1,000万ユーロを投資する。

カポシュヴァール工場は敷地面積8万2,000平方メートル、施設面積1万2,000平方メートル。計画によると、同工場の近隣に12万平方メートルの土地を取得し、床面積が6,000平方メートルの生産棟を2棟建設する。

メティックスは2013年、米バス製造会社NABIから操業停止したカポシュヴァール工場を買い取り、同社初の国外拠点とした。強化樹脂複合材を使った風力発電ローターのブレードやキャビネットなどを製造している。従業員数は現在110人で、2年間で2倍に増員する予定だ。