ハンガリーの格安航空会社(LCC)ウィズエアーは9日、中東欧の5大学と人材育成で提携する覚書を交わしたと発表した。事業拡大に向け、優秀な人材を確保する狙いがある。
ウィズエアーと提携するのは、ブダペスト工科経済大学、ニーレジハーザ大学の国内2大学及びポーランドのヘウム国家高等専門学校、リトアニアのヴィリニュス・ゲディミナス工科大学、エストニア航空アカデミーの5校。
中東欧のLCC最大手のウィズエアーは2025年までに事業規模を倍増する計画で、約100機の調達を予定している。今回の提携はパイロットの増員に向けて、高度な教育・訓練を受けた人材を確保する狙いがある。