ハンガリーの4月インフレ率2.2%、2カ月連続で低下

ハンガリー中央統計局(KSH)が10日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.2%となり、上げ幅は前月の2.7%から縮小した。インフレ率の低下は2カ月連続。市場は2.3%の上昇を予想していた。

項目別では「その他の製品(自動車用燃料を含む)」が5.0%上昇して全体をけん引した。アルコール飲料・タバコ(2.9%)、食品(1.9%)、サービス(1.7%)、燃料・電力(0.6%)も前年同月を上回った。一方、耐久消費財は0.6%、衣料品・靴は0.1%下落した。

価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は1.9%で、前月から0.1ポイント拡大した。

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