ルーマニアの経理ソフト大手、AI研究で工科大と提携

ルーマニアの会計・経理ソフト大手スマートビルが地元の工科大学2校と人工知能(AI)分野での研究プロジェクトで提携する。現地紙『ジアルル・フィナンチアル』が先ごろ報じたもので、欧州連合(EU)が60万ユーロの研究開発助成金を交付する。

スマートビルは2007年にソフト開発エンジニア3人により設立された。クラウド技術を活かした「クラウド会計」を得意とし、請求書の発行・管理などをリアルタイムで処理できるオンライン経理アプリを提供する。企業、個人事業者を合わせた顧客数は現在4万超で、2020年までに5万達成を目指している。売上高は2016年に初めて100万ユーロを突破した。従業員は現在45人で、今後60人に増員する計画だ。

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