カナダ自動車部品大手マグナ・インターナショナル傘下のマグナ・シーティングが17日、セルビア北西部のオジャチ工場で新工場棟を開所した。新施設の面積は1万平方メートルで、シートカバーを増産する。従業員を現行の1,100人から1,650人に増員する予定だ。
開所式に出席したヴチッチ首相によると、セルビア政府はこれまでにマグナ・シーティングに対し445万ユーロを助成した。今後も雇用拡大に向け、マグナを資金面で支援する用意があることを明らかにした。
マグナ・シーティングは2013年にオジャチで生産を開始した。製品はルノー、フォード、スマートに供給している。