華為技術、チェコに86億コルナ投資へ

中国通信機器最大手の華為技術が今後5年でチェコに86億コルナ(3億2,383万ユーロ)を投資する。これにより、間接雇用を含めて4,000人の雇用創出を見込む。国営チェコ通信(CTK)が18日に報じた。

政府がIT計画の推進で華為技と提携することも計画されている。具体的には◇高速ネット通信普及計画◇「スマートシティ」◇データ・通信経路の保護や治安改善を目指す「セーフシティ」――の3項目が挙げられた。

華為技は2005年にチェコに進出し、330人を雇用する。電気通信企業向け設備・サービスのほか、ITソリューション、移動通信端末、広帯域接続機器を提供する。

昨年の華為技の消費者向け事業売上高は、前年比43.6%増の1,798億元(261億米ドル)に拡大。5年連続の増収を達成した。スマートホン販売は29%増の1億3,900万台に増加した。(1CZK=4.70JPY)

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