オーストリアの自動車部品大手ベンテラーがチェコ新工場の建設を進めている。年内に稼働の予定で、当初は200人を雇用し、その後500人まで増員する計画だ。
新工場は北西部のクラーシュテレツ・ナド・オフジ近郊のヴェルネ工業地区に設置する。自動化された冷圧・熱圧、溶接、3Dレーザーの最新設備を導入し、軽量アルミ部品や高温成形 された鉄鋼部品を生産する。
ベンテラーはチェコ北部のリベレツ、ルンブルク、フラスタヴァ及びヤブロネツ・ナド・ニソウの4か所に生産拠点を持ち、2,100人の従業員を抱える。このうちヤブロネツ・ナド・ニソウの工場は昨年初めに拡張工事を完了し、床面積は3分の1拡大して約1万1,000平方メートルとなった。70人を新規雇用し、軽量アルミ部品を生産している。