ハンガリーの再生可能エネルギー企業サーモワット(Thermowatt)は23日、ベトナムの建設大手ホアビン(HBC)と提携した発表した。ホアビンがベトナムで実施する年間500万米ドル規模のプロジェクトに、サーモワット製の排熱回収技術を導入する。
両社はまた、気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)に基づく「緑の気候基金(GCF)」を利用した共同プロジェクトを策定・実行する計画だ。GCFは発展途上国における温暖化対策プロジェクトを支援する目的で開設された。
ホアビンは6,000人を雇用し、昨年は売上高で4億7,000万米ドルを計上した。サーモワットは排熱を利用した冷暖房システムの設置・運営を手掛け、2015年の売上高は5億フォリント(174万4,000ドル)だった。(1HUF=0.40JPY)