トルコ航空宇宙産業(TAI)は26日、米航空機部品大手のスピリット・アエロシステムズ・ホールディングスから2億9,200万米ドル規模の業務を受注したと発表した。既存契約を2023年まで延長するもので、ボーイング「737MAX」およびスピリット「LTA」プロジェクト向けの部品供給を継続する。また、新たに「737MAX-777X」の部品製造を請け負う契約も締結した。
スピリットは米カンザス州ウィチタに本拠を置き、本国のほか英国、フランス、マレーシアで拠点を運営する。主要製品は胴体部品、パイロン、ナセル(カウル)、主翼部品で、世界の主要な航空機メーカーに供給している。