高級車の内装部品を手掛ける独シェーファー・エステルレは6月28日、ハンガリー南西部のボニハードに建設した新工場棟の開所式を行った。投資額は1億3,000万フォリント(42万ユーロ)で、生産能力が25%拡大する。同社はさらに工場棟1棟を新設する計画だ。
現地子会社によると、今回開所した工場棟の面積は1,000平方メートル。増産に向け、従業員数を100人から400人に引き上げる。新たに設置する工場棟は面積1,200平方メートルとなる予定。
シェーファーは独南部ヴュルツブルクを本拠とし、アウディ、BMW、ランボルギーニ、ポルシェ、ロールス・ロイス、ベントレーなどの高級車メーカーに製品を供給する。
ボニハード工場は2002年に操業を開始した。同地では伝統的に皮革加工が盛んなことから、進出を決めた。(1HUF=0.41JPY)