ドイツ複合テクノロジー企業ディールの航空機部品部門であるディール・エアロシステムズが、ハンガリー子会社のディール・エアキャビン・ハンガリーを通じて北東部のニールバートル工場を拡張する。投資額37億フォリント(約1,194万ユーロ)のうち13億8,000万フォリント(約445万ユーロ)を政府の助成で賄う。同国のシーヤールト外務貿易相が6月23日明らかにした。
拡張を通じて新工場棟を建設し、最新設備を導入する。従業員は現在の500人から730人以上に増員する。
ディール・エアキャビン・ハンガリーの2016年の純利益は67万700ユーロ。売上高は2,240万ユーロで、前年の1,620万ユーロから38.2%増加した。同社は航空機の客室設備部品や、エアバス社の機体向けに空気分配システムを製造する。(1HUF=0.41JPY)