輸送容器大手の独シュッツは先ごろ、ポーランド南部のジョルィに建設した新工場の開所式を行った。カトヴィツェ経済特区内に位置する新工場は敷地面積2万3,000平方メートル。昨年12月から稼働しており、主力の中間バルクコンテナ(IBC)「エコバルク」を生産している。投資額は明らかにされていない。
同社はIBCコンテナの製造に加え、使用済み容器の回収及び再生を行っている。新工場のあるジョルィはチェコとスロバキアの国境に近い上、ハンガリーやオーストリアへの交通の便が良く、容器回収などの効率化が図れる。
独西部のゼルタースに拠点を置くシュッツは樹脂製や金属製の輸送容器を製造し、世界全体で4,500人を雇用している。