ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した2017年6月の消費者物価指数(CPI、速報値)は前年同月比で1.9%増加した。前月の上昇率2.1%を0.2ポイント下回り、今年に入って最低の水準まで低下した。前月比では変化がなかった。
価格変動の大きい燃料や食品を除いたコアインフレ率は前年同月比2.4%で、前月を0.3ポイント上回った。
品目別では「アルコール飲料・たばこ」が4.6%、食品が3.1%と値上がりが目だった。サービスは1.4%、「その他(医薬品、車両用燃料、家庭用品、娯楽用品)」は0.9%、「電力、ガス、その他の燃料」は0.7%、「衣類・靴」は0.2%、それぞれ上昇した。
一方で耐久消費財は0.4%低下した。