セルビアの国営軍事企業ユーゴインポルトSDPRは先ごろ、同国西部のウジツェで小型銃器用弾薬工場の建設に着手した。投資額は9,000万ユーロで、14カ月の工期を見込む。
新工場では5.56ミリ、7.62ミリ、9ミリの小口径弾を手がけ、将来的に12.7ミリの大口径弾も製造する。年間の弾薬製造量は約1億個。当初は47人を雇用し、今年末には250人、2018年末には470人にまで増員する。
SDPRは兵器類の戦闘システムや防衛機器の開発、生産及び販売を行う複合軍事企業。主に空対地ミサイルや航空機エンジンなどを生産している。