伊A2A、モンテネグロ政府に国営電力株を売り戻し

イタリアの公益企業A2Aは先ごろ、モンテネグロ政府に対し、同国の国営電力産業(EPCG)の同社保有株式を2億5,000万ユーロで売り戻すことを提案した。売り戻しは来年5月1日に開始する見通し。両者が昨年8月に締結し、今年3月に補足した合意書によれば、政府はA2Aから7回分割で買い戻すことができる。

A2Aは2009年にEPCGの株式41.2%を4億3,600万ユーロで取得し、55%は政府が保有した。

同国のマルコビッチ首相は今年5月末にA2A株式が売却されることを認めていた。

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