ポーランドの新燃料税法、議会の第一読会を通過

ポーランド政府が計画している自動車燃料への新税導入に関する法案がこのほど、議会の第一読会を通過した。与党の「法と正義(PiS)」が提案する同法案は、ガソリンとディーゼル燃料の製造業者および輸入業者に対し、それぞれ1リットルあたり0.2ズロチ(約0.05ユーロ)を課税するもの。野党の「市民プラットフォーム(PO)」は、燃料価格上昇が輸送コストに反映し、全ての商品の値上がりを招くことになるとして、同法案に反対の構えだ。一方PiSは、顕著な燃料価格上昇にはつながらないと反論している。

新燃料税導入は道路建設・保全資金の調達が目的で、税収は全て地方道路基金に振り向ける計画だ。(1PLN=30.54JPY)

上部へスクロール