形成金型の墺ヴェーバ、チェコ工場拡張

独自動車部品大手ムベア傘下の形成金型メーカー、ヴェーバ(オーストリア)がチェコ東部オロモウツの拠点を拡張する。工場棟を新設して生産能力を増強するとともに、生産効率や品質の向上を図る。投資額は約6億コルナ(2,300万ユーロ)で、そのうち5億3,200万コルナを政府の助成で賄う。

拡張工事はすでに着工しており、年内の完成を予定する。オロモウツ工場の従業員数は現在200人で、拡張に伴い2020年までに約50人増員する。

ヴェーバは1992年にチェコ子会社を設立し、98年にオロモウツに新工場を建設した。自動車の構造部品製造用のパンチ金型や形成金型を製造する。2016年の純利益は前年比7.2%増の3,130万コルナ(120万ユーロ)だった。(1CZK=4.99JPY)

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