ハイデルベルクセメント、ジョージアに7000万ユーロ

独建材大手のハイデルベルクセメントが、ジョージア中部のカスピにあるクリンカ製造施設の近代化に7,000万ユーロを投資することを計画している。同社に対する鉄道輸送料金の政府規制に含まれる情報から先ごろ明らかになった。それによると同社は、来年末まで鉄道輸送料金の優遇措置を認める条件として新規の投資を行うことが求められている。

ハイデルベルクセメントは2006年にジョージアに進出した。カスピ及び南東部のルスタビに計3つのセメント工場を持つほか、黒海沿岸のポチに原料加工施設、同スプサに積み出し拠点を持つ。同国全体で1,200人を雇用している。