トルコの財閥系複合企業キバルと韓国の現代自動車の合弁会社であるヒュンダイ・アッサン(HAOS)が、トルコ北西部のイズミット工場で乗用車の新モデルの生産を計画している。キバルのアリ・キバル社長が5日、ロイター通信に明らかにしたもので、最終決定に向けて作業を進めている段階だ。
HAOSのイズミット工場は1997年に操業を開始。現在は現代自の小型車「i 10」と「i 20」の2モデルを製造する。年産台数は24万5,000台で、主に欧州市場に輸出している。
キバルはアルミ、鉄鋼、自動車部品、食品などの製造部門から不動産開発、貿易、エネルギー販売などの商業部門、ITや物流などのサービス部門と多角的に事業展開する。