アルミ加工大手サパ、ハンガリー工場拡張

ノルウェーのアルミ加工大手サパが、ハンガリー中部のセーケシュフェヘールヴァール工場に新生産棟を建設する。シーヤールト外務貿易相が6日明らかにしたもので、投資額は68億フォリント(2,200万ユーロ)。同社が電気自動車(EV)向けアルミ部品を製造していることから、政府のEV開発支援政策の一環で12億フォリントの助成を受ける。

セーケシュフェヘールヴァール工場はプレス機5台やコーティング設備などを備え、アルミ押出形成工場としては欧州最大の規模を持つ。従業員は現在約1,500人で、新生産棟では120人を新規雇用する計画だ。

サパはノルウェー金属大手ノルスク・ハイドロの子会社で、航空機、自動車などで使われるアルミ部品を世界40カ国の100超の工場で生産している。2016年の売上高は530億ノルウェークローネに上った。(1HUF=0.43JPY)

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