チェコ自動車工業会(SAP)が19日発表した同国の1-8月の自動車・オートバイ生産台数は94万5,780台となり、前年同期から5.7%拡大した。主力の乗用車は5.7%増の94万536台で、そのうち86万6,901台が輸出された。
乗用車で増加率が最も大きかったのは独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで、14.4%(56万7,014台)に上った。韓国の現代自動車は横ばい(23万6,300台)だった。トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)はマイナス13.2%(13万7,222台)と低迷した。
バスの生産台数は16.3%増の3,244台。チェコ唯一のトラックメーカーであるタトラの生産台数は40.6%増の1,026台と大きく伸びた。同じく唯一のバイクメーカーであるジャワは15.4%減の974台に後退した。