航空機部品製造の仏ラテコエールは9月27日、ブルガリア中部のプロブディフで新工場を着工した。エアバス社の機材向けにドア部品と電子機材用の棚を製造する。投資額は1,500万ユーロで、工期は3年の予定。第1段階では1,100万ユーロを投資し、200人を新規雇用する。工場の生産能力は受注量に応じて拡大できる。
ラテコエールは航空機のドアや胴体、ワイヤーハーネス、組み込みシステム、エンジニアリングサービスを提供している。中東欧ではチェコに製造拠点を持つ。エアバスのほか、米ボーイング、加ボンバルディア、仏ダッソー、ブラジルのエンブラエルを主要顧客としている。