ポーランド化学大手のアゾティ、PPプラントを整備

ポーランド化学大手のグルパ・アゾティは5日、北西部のシチェチンに近いポリツェにおける投資計画に関連し、従来予定していたプロピレン・プラントに加え、ポリプロピレン(PP)・プラントも設置することを決定したと発表した。監査役会と株主総会の承認を経て、2019年に着工、22年に稼動する。港湾整備費も合わせた投資額は12億7,000万ユーロ。

PPプラントの年産能力は40万トン。ポモロスキエ特別経済地区の化学工場に隣接して建てられる。

アゾティでは肥料以外の事業を強化することで収入を多様化し、利益拡大につなげたい意向だ。

ポーランドは欧州でもプラスチック加工産業が盛んだが、原料(PP)の多くを輸入に頼っている。

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