ハンガリーIT会社EPS、中国でスマートパーキング事業拡大

ハンガリーのIT(情報技術)サービス会社EPSグローバルが、中国でのIT駐車システム「スマートパーキング」事業を拡大する。2日に現地通信設備・端末メーカーZTEの交通テクノロジー部門ZTE ITSと、9万の駐車スペースを追加提供することで新契約を結んだ。EPSは昨年末、中国南部の陽春市で1万の駐車スペースを対象に20年に渡り運営する契約をZTEと締結していた。

スマートパーキングは、パーキングセンサーと携帯端末を使って駐車スペースの効率的運用や料金自動決済を可能にするシステム。EPSは今回、国営ハンガリー輸出入銀行(EXIM)から15億フォリント(約480万ユーロ)の資金提供を受ける。

ハンガリー政府は2010年から中国との関係強化に努めている。現在、中国への輸出は倍増し、輸出企業数も50%増加した。そのうち5分の4に当たる約800社は中小企業が占める。(1HUF=0.43JPY)

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