独車部品大手ヘラー、リトアニア工場着工

自動車部品大手の独ヘラーは16日、リトアニアのカウナス自由経済地域(FEZ)で電子部品工場の建設を着工したと発表した。第1期工事への投資額は3,000万ユーロ。新工場の床面積は7,000平方メートルで、2018年夏から主にセンサー、アクチュエーター及び制御部品を生産する。250人を雇用する予定だ。

ヘラーはカウナスFEZの拡張工事後最初に進出した企業のひとつで、99年間のリース契約を締結している。

ドイツ北西部のリップシュタットに本拠を置くヘラーは自動車用のライト・電子部品の世界大手。35カ国の125カ所以上に拠点を構え、約3万8,000人を雇用している。2017/18年度の第1四半期の売上高は16億2,000万ユーロ、純利益は1億2,300万ユーロだった。

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