チェコ、9月インフレ率2.7%

チェコ統計局(CSU)が9日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.7%上昇した。上げ幅は前月から0.2ポイント拡大した。

構成比重の高い「食品・非アルコール飲料」(5.7%)、「住居・水道光熱費」(2.2%)、「自動車燃料含む運輸」(3%)がそれぞれ上昇し、全体をけん引した。「ホテル・レストラン」(6.8%)も上げ幅が大きかった。「家具什器・修繕」は0.1%、「郵便・通信」は1.6%下落した。

同国のインフレ率は昨秋以降、上昇に転じ、今年3月には2.6%まで回復した。その後4月~8月には2%~2.5%の間を推移していた。過去12カ月(16年10月~17年9月)の平均インフレ率は2.2%だった。

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