自動車内装部品大手IAC、ポーランド南西部に新工場

自動車内装部品大手のインターナショナル・オートモーティブ・コンポーネンツ(IAC、ルクセンブルク)はこのほど、ポーランド南西部のオポーレに新工場を開所した。内装部品の中核拠点として整備する計画で、当初はプレミアムクラス向けのインスツルメンツパネルを製造する。投資額は2,000万ドル超。敷地面積は2万7,000平方メートルで、550人の雇用を創出する。

新工場では、プレミアムブランド向けのレザーおよび高級テキスタイルを使用した内装部品や、電子装備の統合など個別ソリューションへの需要増大に対応する。ジャガ・ランドローバー(JLR)、ボルボ、アウディ、ポルシェ、BMWなどに製品を供給する予定。

IACはインスツルメンツパネル、コンソールシステム、ドアパネルなどを製造する。世界18カ国に77の工場を構える。総従業員数は2万4,000人超。2016年の売上高は約60億ユーロだった。

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