ブリヂストンのハンガリー新工場が開所、年産能力2倍に

ブリヂストンは10月26日、ハンガリー北西部のタタバーニャにある拠点で新工場を開設した。総額850億フォリント(2億7,400万ユーロ)の拡張計画の一環。年産能力を現行の180万本から360万本へ引き上げた。同計画が完了する2020年には最大720万本を生産できるようになる。

新工場の床面積は9万7,200平方メートルで、既存施設と合わせて14万4,400平方メートルに増床した。従業員も361人から1,100人へと大幅に増やした。開所式に出席したオルバン首相は「日本は欧州連合(EU)域外では2番目に大きな投資国だ。現在151社が進出し、3万人を雇用している」と述べた。

ブリヂストン・ハンガリーの2016年の売上高は前年比38.5%増の360億フォリント(1億1,600万ユーロ)だった。(1HUF=0.43JPY)