椿本チエイン、欧州2番目の工場をチェコに開設

椿本チエインは10月24日、欧州2番目の工場をチェコ中部のコリーンに開設したと発表した。新工場の敷地面積は4万1,000平方メートル。自動車エンジンのタイミングチェーンや4輪駆動車用トランスファーチェーンを生産し、欧州に拠点を置く自動車メーカーと一次部品メーカーに供給する。

同社はこれまで欧州市場向けには英国の生産拠点から出荷していた。チェコ新工場の稼働を通じて需要の増大に対応する。

椿本チエインは2015年7月、コリーンに現地法人「ツバキ・オートモーティブ・チェコ・リパブリック」を設立した。資本金は5億4,900万コルナ(約28億5,000万円)。従業員は40人で、来年は60人に増員する予定だ。(1CZK=5.21JPY)

上部へスクロール