独車部品フーフ、ルーマニアで増員

自動車向けキーロックシステムを生産する独フーフ・ヒュルスベック・ウント・フュルスト(以下:フーフ)のルーマニア拠点がこのほど、従業員を500人に増員した。現地独語紙『ADZ』が伝えたもので、今年上半期だけで76人を雇用した。同社は西部のアラドに生産工場、ティミショアラにソフトウエア開発センターを構える。

フーフは2006年にルーマニアへ進出。11年にティミショアラのソフト開発センターを開設した。同国事業の16年売上高は前年比8%増の1億8,000万レイ(3,915万ユーロ)だった。ルノー子会社ダチアを始め、BMW、ポルシェ、起亜自動車、フィアット、MAN(マン)、Scania(スカニア)、ボルボを顧客に持つ。

同社は独西部のフェルバートに本拠を置き、15カ国で事業を展開する。昨年の売上高は16億ユーロ。約7,500人の従業員を抱える。(1RON=29.19JPY)

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