ロシア商用車大手のカマズ(KamAZ)はこのほど、ウズベキスタン国営の同業ウズアフトサノアート(UzAvtosanoat)と合弁生産で合意した。ウズアフトサノアートの子会社ウズアフトトレーラーの工場内に生産設備を設ける。年産規模や投資額などの詳細は公表されていない。
カマズでは年内にも100台分の部品を供給し、来年初めには現地組立車を出荷する予定だ。
ウズアフトトレーラーはこれまで主に、独MANのウズベキスタン合弁会社MANオート・ウズベキスタン向けセミトレーラーを手がけてきた。
カマズはロシア・タタルスタン共和国のナーベレジヌイエ・チェルヌイに本拠を置き、主に大型トラックとエンジンを生産する。グループ企業は90社を超え、今年上半期に23億ルーブル(3,400万ユーロ)の営業利益を計上した。(1RUB=1.91JPY)