工作機械メーカーのスピント、ミシュコルツに新工場

ハンガリーの工作機械メーカー、スピント(Spinto)が同国北東部のミシュコルツに新工場を建設する。シーヤールト外務貿易相が先ごろ明らかにしたもので、投資額59億フォリント(1,900万ユーロ)のうち24億フォリントを政府の助成で賄う。140人を新規雇用し、自動車メーカー向けに工作機械を製造する。

新工場は敷地面積が3ヘクタール、生産施設は3,000平方メートル。同外務貿易相は助成の理由として、新工場で生産する高付加価値製品が同国の重要なニッチ市場を満たすことを挙げた。

同相によると、今年1-8月期の同国の自動車産業の生産額は過去最高の5兆3,200億フォリント(170億6,000万ユーロ)で、同部門の雇用者数は前年同期比10.7%増の16万人以上に達している。それを背景にミシュコルツでは失業率が5.5%まで低下している。(1HUF=0.42JPY)

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