チェコの10月インフレ率2.9%、2カ月連続で上昇

チェコ統計局(CSU)が9日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.9%増加し、上げ幅は前月の2.7%から0.2ポイント上昇した。インフレ率の上昇は2カ月連続。

構成比重の高い「食品・非アルコール飲料」(7.8%)、「住居・水道光熱費」(2.3%)、「自動車燃料含む運輸」(2.5%)がそれぞれ上昇し、全体をけん引した。「ホテル・レストラン」(6.6%)、「医療」(3.8%)も上げ幅が大きかった。

「郵便・通信」は2%、「衣料品・靴」は0.9%下落した。

同国の今年のインフレ率は4月の2%を底に、2.2%~2.6%の間で推移していた。過去12カ月(16年11月~17年10月)の平均インフレ率は2.3%だった。

上部へスクロール