チェコの太陽光発電事業者、蓄電施設を追加設置

太陽光発電プラントの運営を手がけるチェコのソーラー・グローバルは14日、同社2番目の蓄電施設(BESS)を東部プロステヨフに来年に設置すると発表した。蓄電能力は10メガワット時。投資額は明らかにされていないが、現地CTK通信は2億コルナ(770万ユーロ)と推定している。

蓄電施設は発電量の増減に対応して電力を蓄えたり放出したりする設備で、送電網の運営を保証するバックアップの役割を果たす。ソーラー・グローバルの創設者であるスコパル氏によると、新設備の蓄電能力は2万世帯が1時間に消費する電力量に相当するという。

ソーラー・グローバルは今月中に同社初の蓄電施設(蓄電能力1メガワット時)を南東部プラクシツェで稼動する予定だ。

チェコではこのほかにも蓄電施設の設置が計画されており、蓄電バッテリー業界団体Aku-Bat CZによると、2019年初めまでに約20件の着工が見込まれる。(1CZK=5.16JPY)

上部へスクロール