独リドル、ルーマニアの物流機能強化

ディスカウントスーパー大手の独リドル(ネッカーズルム)がルーマニア北東部ロマン近郊のコルドゥン地方に物流拠点を建設している。同国における市場地位を強化する狙い。新センターは東ルーマニアの50店舗を担当する。

同社は昨年にも2,000万ユーロを投じ、チアジナ、ネデレア、イエルン、ルゴイにあった倉庫機能を統括する物流拠点を建設した経緯がある。今回の新拠点の建設にも同規模の投資を計画している。

新物流拠点の設置に伴い、200人の雇用が創出される。従業員には民間保険への加入やさまざまな職業訓練を提供する。新拠点の総床面積は4万5,000平方メートルだが、今後の拡張にそなえて13.2ヘクタールの敷地を取得している。

同社ルーマニア事業の今年上半期の売上高は31億レイ(6億6,800万ユーロ)に達した。(1RON=28.46JPY)

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