独樹脂部品シーファー、ルーマニアに新工場を計画

ドイツの樹脂加工大手シーファーがルーマニア西部のフネドアラに新工場を建設する。現地英字紙『ルーマニア・インサイダー』などが先ごろ報じたもので、同市が保有する8万平方メートルの製鉄所跡地の購入準備を進めている。新工場では当初50人を雇用し、将来的に150人まで増やす計画という。

シーファーは2006年にルーマニアに進出。西部のルゴジュ工場で熱可塑性樹脂やエラストマーを材料とした精密部品を生産している。同工場の主力製品は自動車のドアや安全装置、機械・電子部品用の各パーツで、近隣諸国にも輸出している。16年の売上高は4,800万レウ、純利益は600万レウ(130万ユーロ)だった。(1RON=28.27JPY)

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