ベラルーシのトラック大手ベルアズと中国の自動車大手、吉利汽車の合弁会社であるベルジー(BelGee)が先ごろミンスク近郊に新工場を開設した。ドイツの化学大手BASFによると、同工場ではBASFの塗料が幅広く採用され、子会社のBASFコーティングスが車体やプラスチック部品用塗料を供給していく予定だ。
BASFが供給する塗料には、BASFカソード浸透塗装用塗料からベース塗料及びクリアコートまでのすべてが含まれる。同社はベルジーが製品を採用したことで「東欧市場での将来的なポジションの強化につながる」と評価した。
新工場ではロシア、ベラルーシ、ウクライナ、カザフスタン向けにSUVが生産される。年産台数は当初6万台で、将来的に拡大される可能性もある。