ポーランド国営のポーランドポストが、国内10都市で約50台の配達用電気自動車(EV)の試験導入を実施する。同社の物流部門を統括するジャジー・ガリャッリ氏によると、同事業は来年中にも開始し、3~6カ月間継続する予定。
現地メディアは、EVだけでなく液化天然ガス(LNG)車や圧縮天然ガス(CNG)車も対象になると伝えている。ポーランドポストは試験結果を踏まえ、2~3年後にこれらの環境対応車を本格導入する方針という。
同国政府は昨年、2025年までに100万台のEV普及を目指す方針を打ち出した。EV保有者は税金をはじめさまざまな優遇措置が受けられる。