石油最大手PKNオルレン、リトアニアの精製施設に投資

ポーランド石油最大手のPKNオルレンは先ごろ、重油の生産量を減らしディーゼル及びガソリンの生産量を増やすため、リトアニア子会社が持つ生産施設に対し新たな投資を行う意向を明らかにした。船舶用燃料に使われる重油を巡っては、国際海事機関(IMO)が2020年1月から環境規制を厳格化する方針を決定している。

ポーランド英字紙『ワルシャワボイス』(オンライン版)によると、投資額は同社の競合ロトスがグダニスクに持つ精製施設への投資額23億ズロチ(5億4,600万ユーロ)に匹敵する額になるもよう。

PKNオルレンのリトアニア子会社オルレン・リトアニアはバルト3国で唯一の石油精製施設を保有している。(1PLN=31.43JPY)

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