チェコ10月鉱工業生産5.3%増、自動車が好調

チェコ統計局(CSU)が7日発表した10月の鉱工業生産高は前年同月比5.3%増となり、上げ幅は前月の7%増から縮小した。前月比(季節調整済み)では1.5%減少した。

分野別に見ると、主要産業の自動車が前年同月比10.8%と伸びたほか、電気・ガス・スチーム・空調が15.4%増、電子・光学機器が21.1%増と特に好調で、鉱工業生産の拡大にそれぞれ2.2ポイント、1.7ポイント、1.5ポイント貢献した。一方、機械設備の修理・設置サービスは7.7%減、皮革加工は3.0%減、医薬品は1.1%減と低調だった。

新規受注高は前年同月比10.3%の大幅増で、国内受注が12.7%増、国外受注が9.1%増となった。分野別に見ると、電子・光学機器が29.8%増、ベースメタルが28.1%増、自動車が3.1%増えた一方、医薬品は1.5%減、衣料品は0.3%減と振るわなかった。

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