チェコ商用車大手タトラ、アゼルバイジャンで組み立てを計画

チェコの商用車大手タトラ・トラックは今年からアゼルバイジャンで車両の組み立てを行う。現地の自動車メーカー、ギャンジャ・オートモービル(Ganja)と提携し、トラックを年1,000台、トラクターを2,000台生産する計画だ。ギャンジャはこれまでロシア商用車大手カマズおよびベラルーシ同業MAZのモデルを生産していた。

タトラのルセック社長は、「ギャンジャとの提携により、アゼルバイジャンだけでなく他の中央アジア諸国向けにも生産が可能になる」と述べた。

同社の昨年のトラック生産台数は1,326台で、今年は1,700台を見込む。昨年の売上高は前年比22%増の54億コルナ(2億1,200万ユーロ)、純利益は15%増の4億8,200万コルナ(1,900万ユーロ)だった。生産の8割が輸出向けで、関連会社を含めた従業員数は2,200人。(1CZK=5.32JPY)

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