チェコの自動車・バイク生産数、1-11月は131万台に

チェコ自動車工業会(SAP)が先ごろ発表した同国の2017年1-11月の自動車・オートバイ生産台数は131万4,438台となり、前年同期から4.5%拡大した。主力の乗用車は4.5%増の130万7,547台で、そのうち120万6,242台が輸出された。国内販売台数(10万4,571台)も好調な景気を背景に7.8%伸びた。

乗用車の生産台数をメーカー別にみると、最も多かったのは独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで、12.7%増の79万5,903台だった。韓国の現代自動車は0.03%減の33万3,900台。トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)は15.9%減の17万7,744台と低迷した。

バスの生産台数は5%増の4,200台。チェコ唯一のトラックメーカーであるタトラの生産台数は18.8%増の1,354台と大きく伸びた。同じく唯一のバイクメーカーであるジャワは14%増の1,337台に後退した。

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